1.ヒアリングまずは何をしたいのか教えて下さい
まずは、どんなご商売をされていて、何をしたいのかをしっかりと聞かせて下さい。
「ネットから集客をしたい」。
だけだと情報が足りなくてご提案することができません。
集客を目的とするならば、
どんなお客様を集めたいのか?住んでいる地域は?性別は?年齢は?所得は?
逆にどんなお客様は集めたくないのか。
商品の粗利は?リピート率は?生涯顧客価値(LTV)は?
これまでの集客方法は?広告費はいくらかけられるのか。
ライバル会社は何をやっているのか。ライバル会社と何が違うのか。
などなど。
沢山の情報を共有頂ければ、「じゃあ、こんなプランはどうですか?」とご提案することができます。
2.共感まずは、想いや将来を聞かせて下さい
ネット集客の仕組みを作るために、僕が大切にしていることは、社長が商売にかける熱意、思い、未来像です。
僕とあなたが、同じ方向を向いていないと、
ちぐはぐな制作物ができあがってしまいます。
お聞きしたいことは、
- あなたはお金以外で、何を大切に商売をしていますか?
- あなたはどの商品を一番売りたいですか?
- あなたにとって、最高のお客様はどんな方ですか?
- 逆に、あまり相手にしたくないお客様はどんな方ですか?
- 来年の目標は何ですか?
- 10年後の目標は何ですか?
- 後継者はどうお考えですか?
などなど。
お聞きしたいことは、沢山あります。
こうしたことを聞くから、あなたの会社に最善だと思うネット集客のカタチを提案し、実現に動くことが出来ます。
なお、ホームぺージ制作期間中は、何度もメールや電話、チャットツールなどで連絡を取り合います。
このやりとりは、基本的にお互いの顔が見えないので、最初から
想いを共有してお互いにリスペクトできる関係を作っていないと、意図していることが伝わらなかったり、行き違い、スレ違いが起こりやすくなります。。
そんなストレスを抱えないためにも、想いを共有するのは大切なことです。
3.リサーチあなたの業界・商品の背景情報を調べます
ホームページを作る前に、リサーチをして、できる限り多くの情報を集めます。
リサーチには、大きく分けて、
(1)商品リサーチ、
(2)顧客リサーチ、
(3)マーケットリサーチの3つがあります。
商品リサーチ
あなたの商品・サービスについて調べることが、商品リサーチです。
あなたは、ご自身で売っている商品が何かを十分に理解していると思いますが、私はゼロから知ることになります。
あなたの商品はどんな特徴があるのか。どこが優れているのか。ライバル会社と何が違うのか。
こうしたことをきちんと知らなくては、お客さんの感情に響くホームページを作ることができません。
なお、灯台下暗しという言葉があるように、長年取り扱っているあなただからこそ、気付いていない魅力が商品リサーチによってみつかることもよくあります。
それを探し出すのも、商品リサーチの目的です。
マーケットリサーチ
あなたの直接競合となるライバル会社や、間接競合となる会社・商品について調べるのがマーケット・リサーチです。
マーケットリサーチでは、あなたの業界のトレンドや、業界で上手くいっている施策、ライバル会社のホームページ、間接競合などを調べます。
マーケットリサーチをすることで、他社と比べられたときに、
印象に残りやすく選ばれやすいホームページを作ることができます。
それが、将来的に価格競争に巻き込まれない重要なポイントです。
顧客リサーチ
あなたのお客さんについて調べるのが顧客リサーチです。
顧客リサーチは、
「デモグラフィック」と
「サイコグラフィック」の両面から調べます。
デモグラフィックとは、お客さんの年齢、性別、住んでいる地域、年収など、人口統計的なアプローチです。
サイコグラフィックとは、お客さんのライフスタイル、信念、価値観、悩みといった心理的な要素へのアプローチです。
デモとサイコの両面をリサーチすることで、お客さんの感情を動かし行動を促す言葉、デザインを見つけることが出来ます。
4.強みをみつける他社と比較されたときに負けない独自性を探します
お客さんからしつこく値引きの交渉をされたり、せっかく見積もりを作ったのにライバル会社にとられてしまうことはないでしょうか。
もしそういうことが頻繁にあるならば、他社との違いがお客さんに伝わっていないことがほとんどです。
今の時代はホームページはあって当たり前。
お客さんは、多数のホームページを見て比較しています。
その中から選ばれるためには、他の会社にはない特徴、独自の強みが必要です。
もし強みがなく、他の会社と似たようなことしか言わないホームページだったら、お客さんは比較する材料がありません。
比較することがなければ、比較できるところ、つまり金額だけで選んでしまいます。
そんな終わりのない価格競争に陥らないよう、あなたの会社の強みを見つけ出します。
「強み」といっても、「日本一」とか「時代の最先端」といった、ズバ抜けたものである必要はありません。
周りのライバル会社よりも、ちょっとだけ優れたものがあればいいのです。
そして、それは作り出すものではなく、ほとんどの場合既に持っているものです。
それを一緒に探しましょう。
5.集客ファネル集客の全体図とHPの役割を決める
建設業の場合、ホームページは見込み客を集めて自社のサービスを説明し、問い合わせをもらうまでが役割です。
そのあとに、打ち合わせ、現地調査、見積もりの提出、値段交渉などはお客様と営業マンが直接やりとりをすることになります。
ホームページを作るときは、その役割を明確にして、前後をスムーズに繋げる仕組みが必要です。